奥飛騨温泉郷
おくひだおんせんごう
平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つの温泉地からなる奥飛騨温泉郷は、北アルプスの麓、標高800〜1,300mに湯が湧く温泉地です。冬に訪れるなら12月がおすすめで、中旬から下旬にかけて雪景色を照らすライトアップが始まり、平湯温泉の「ひらゆの森」では16の露天風呂を雪見でめぐれます。
奥飛騨温泉郷は、平湯温泉・福地温泉・新平湯温泉・栃尾温泉・新穂高温泉の5つの温泉地からなる温泉郷です。3,000m級の北アルプスの麓、標高800〜1,300mに位置し、中部山岳国立公園の中にあります。奥飛騨温泉郷観光協会によると、温泉郷には100を超える源泉があり、湧出量は毎分37,000リットルで国内第3位です(日本温泉協会「温泉統計」による)。
冬の奥飛騨に12月を勧めるのは、泊まる人が比較的少ない月だからです。高山市の観光統計で、奥飛騨温泉郷を含む上宝地域の月別の宿泊客数を見ると、12月は令和5〜7年の3年とも、12か月の中で少ないほうから数えて6番目以内です。1月は令和5年が12か月中11位、令和6・7年は5位・4位と、年によって大きく変わります。2月は冬の3か月の中で宿泊客が最も多く、3年とも12か月のうち多いほうから3番目以内に入ります。例年2月上旬には新穂高温泉の中尾かまくらまつり、2月中旬から下旬には平湯大滝結氷まつりが開かれる時期でもあります。年間で宿泊客が最も多いのは3年とも8月で、紅葉の10月も3年とも多いほうから3番目以内です。
12月の楽しみは、雪景色を照らす冬の灯りです。栃尾温泉の洞谷では12月中旬から、雪化粧した景色をLEDでライトアップします。会場の近くには寸志で入れる公共露天風呂「荒神の湯」があり、22時まで湯につかれます。福地温泉では例年12月下旬から3月下旬まで「青だるライトアップ」が開かれ、沢の水を温泉街の木々に吹きつけて、青い氷の柱「青だる」を再現します。どちらも開催期間は天候によって前後するため、出かける前に奥飛騨温泉郷観光協会の発信で確かめてください。
湯めぐりの拠点になるのが、平湯温泉の「ひらゆの森」です。年中無休の日帰り入浴施設で、男女合わせて16の露天風呂があり、湯船ごとに温度や濁り方が違います。新穂高温泉の「中崎山荘奥飛騨の湯」も通年営業で、2種類の泉質の湯を楽しめます。なお、新穂高温泉の公共の混浴露天風呂「新穂高の湯」は冬季休業で、休業期間は例年10月31日から4月下旬までです。
新穂高ロープウェイは冬も運行しています。日本初の2階建てゴンドラで、全長3,200mを乗り継いで標高2,156mの西穂高口駅へ上がり、西穂高岳・槍ヶ岳・笠ヶ岳など北アルプスの山々を見渡せます。天候不良や定期点検で運休することがあるため、当日の運行情報を公式サイトで確かめてください。
食事は、湯めぐりの施設の食事処でとれます。中崎山荘奥飛騨の湯の食事処には飛騨牛の朴葉ステーキやラーメンがあり、ひらゆの森の食事処では手打ちそばや飛騨牛の鉄板焼を味わえます。
見どころ
- 1平湯温泉「ひらゆの森」——男女合わせて16の露天風呂を、雪景色の中でめぐる
- 2冬の灯り——12月中旬からの洞谷雪桜ライトアップ、下旬からの青だるライトアップ
- 3新穂高ロープウェイ——日本初の2階建てゴンドラで、標高2,156mの西穂高口駅へ
- 4新穂高温泉「中崎山荘奥飛騨の湯」——2種類の泉質が楽しめる通年営業の日帰り入浴施設
混雑カレンダー
混雑ピーク — 10月
奥飛騨温泉郷を含む高山市上宝地域の宿泊客は、10月が令和5〜7年の3年とも3位以内に入り、秋のなかでは3年とも最も多い月です。新穂高温泉観光協会も、秋の新穂高ロープウェイは多くの観光客でにぎわうと伝えています。
狙い目 — 12月
上宝地域の宿泊客数が、令和5〜7年の3年とも年間7位以下に入る月。中旬から栃尾温泉の洞谷雪桜ライトアップ、下旬から福地温泉の青だるライトアップが始まり、平湯温泉「ひらゆの森」の16の露天風呂と冬も運行する新穂高ロープウェイで、雪の奥飛騨を楽しめる
おすすめ訪問時期
12月がおすすめです。高山市の統計で、奥飛騨温泉郷を含む上宝地域の宿泊客数は、12月が令和5〜7年の3年とも、12か月の中で少ないほうから数えて6番目以内です。12月中旬から栃尾温泉の洞谷雪桜ライトアップ、下旬から福地温泉の青だるライトアップが始まります。開催期間は天候によって前後するため、出かける前に観光協会の発信で確かめてください。
オフシーズンだから会える景色
冬の奥飛騨を静かに楽しむなら12月です。高山市の統計では、奥飛騨温泉郷を含む上宝地域で、12月は3年続けて12か月の中で宿泊客が少ないほうの月です。中旬から栃尾温泉、下旬から福地温泉でライトアップが始まり、湯上がりに雪の灯りを眺める夜を過ごせます。
アクセス
高山濃飛バスセンターから新穂高温泉行きのバスで平湯温泉まで約60分
中部縦貫自動車道 高山ICから平湯温泉まで約45分
各施設の駐車場を利用(ひらゆの森は100台、中崎山荘奥飛騨の湯は11台)
よくある質問
Q冬は道路が凍結していて危険ではないですか?
冬期は積雪・凍結の可能性があります。訪問前に最新の気象情報や道路状況を確認し、スタッドレスタイヤの装着やチェーンの持参をおすすめします。公式サイトや観光協会で最新の交通情報が提供されています。
Q新穂高温泉の混浴露天風呂には冬も入れますか?
新穂高温泉の公共の混浴露天風呂「新穂高の湯」は冬季休業で、休業期間は例年10月31日から4月下旬までです。営業期間中も、入浴時は水着の着用が必要です。冬の日帰り入浴には、通年営業の「ひらゆの森」や「中崎山荘奥飛騨の湯」があります。
Q温泉以外に冬の楽しみは何がありますか?
新穂高ロープウェイは冬も運行していて、標高2,156mの西穂高口駅から雪化粧した北アルプスを眺められます。12月中旬からは栃尾温泉の洞谷雪桜ライトアップ、下旬からは福地温泉の青だるライトアップも始まります。2月上旬の中尾かまくらまつり、2月中旬から下旬の平湯大滝結氷まつりは、冬で最も宿泊客が多い2月の催しです。
Q奥飛騨ではどんな食事ができますか?
中崎山荘奥飛騨の湯の食事処には飛騨牛の朴葉ステーキやラーメンがあり、ひらゆの森の食事処では手打ちそばや飛騨牛の鉄板焼を味わえます。どちらも日帰り入浴とあわせて利用できます。