室戸岬
むろとみさき
高知県の東の端、太平洋に突き出た室戸岬は、室戸ユネスコ世界ジオパークの見どころが集まる岬です。冬は、太陽がだるまの形に見える「だるま朝日」「だるま夕日」の季節。岬の案内拠点の室戸世界ジオパークセンターを訪れた人の数は、令和4〜6年の3年とも1月が12か月中11〜12位でした。
室戸岬は、高知県東部の室戸半島の先で太平洋に突き出た岬です。日本ジオパークネットワークによると、室戸ユネスコ世界ジオパークは室戸市全域が範囲で、岬の周辺では巨大地震が繰り返し起きた痕跡を見ることができます。岬に茂る植物は「室戸岬亜熱帯性樹林及び海岸植物群落」として国の天然記念物に指定されています。
高知県の観光施設の利用実績で、岬の案内拠点である室戸世界ジオパークセンターを訪れた人の数を見ると、令和4〜6年の3年とも1月は12か月中11〜12位で、月平均を下回りました。多いのは5月と8月で、3年とも2位以内です。ただし、同じ室戸岬町にあるむろと廃校水族館では、1月は5〜8位で、3年とも少ない側には入っていません。2月は、どちらの施設でも3年とも少ない側でした。
冬の室戸岬の楽しみは、だるま朝日とだるま夕日です。室戸市観光協会によると、秋分の日ごろから春分の日ごろにかけて、海水温と大気の温度差で光が屈折し、太陽がだるまのような形に見えます。太平洋に突き出た室戸では、東でだるま朝日、西でだるま夕日を見ることができます。見られる日は気象条件によるので、泊まりがけで何度か機会をつくると確かです。
元日は、初日の出を見に訪れる人で、周辺道路や駐車場の混雑が予想されると室戸市が案内しています。静かに岬を歩くなら、元日を外した1月の平日を選んでください。
岬の東側には、空海ゆかりの御厨人窟があります。室戸市によると、空海が室戸岬で修行していたときに住まいとし、悟りを開いたと伝わる洞窟で、「空海」の名はここから見える空と海に感銘を受けて名付けたと言われています。「御厨人窟の波音」は、環境庁の「日本の音風景100選」に選ばれています。隣には、主に修行の場として使われていたと伝わる神明窟があります。入洞にはヘルメットの着用が必要で、悪天候の日は入れないことがあります(室戸市観光協会)。
食事は室戸キンメ丼を選びたいところです。室戸市によると、室戸沖でとれた金目鯛の照焼きと地魚の刺身をご飯にのせ、各店独自の金目鯛のダシを添えるご当地丼で、市内の提供店で全店共通の価格で食べられます。室戸沖の金目鯛は、1年を通して水揚げがあります。
公共交通なら、土佐くろしお鉄道の奈半利駅から高知東部交通バスで約60分、「室戸世界ジオパークセンター」で降ります。車なら、高知自動車道の南国ICから約1時間40分、高知東部自動車道の芸西西ICから約1時間10分です。センターには無料の駐車場(普通車44台)があります(こうち旅ネット)。バスで行く場合は、出かける前に高知東部交通の時刻表で便を確かめてください。
見どころ
- 1だるま朝日・だるま夕日——秋分の日ごろから春分の日ごろ、条件がそろうと太陽がだるまの形に見える
- 2御厨人窟——空海が修行中に住まいとし、悟りを開いたと伝わる海食洞
- 3室戸ユネスコ世界ジオパーク——室戸市全域が範囲。岬では、繰り返す巨大地震の痕跡を見られる
- 4室戸キンメ丼——室戸沖の金目鯛の照焼きと地魚の刺身に、金目鯛のダシを添えた室戸市のご当地丼
混雑カレンダー
混雑ピーク — 月単位では区切れません
5月と8月は、室戸世界ジオパークセンターを訪れた人の数(高知県の観光施設利用実績)が令和4〜6年の3年とも12か月中2位以内に入り、月平均を上回ります。
狙い目 — 1月
1月は、室戸世界ジオパークセンターを訪れた人の数が令和4〜6年の3年とも12か月中11〜12位で、月平均を下回ります。室戸市観光協会によると、秋分の日ごろから春分の日ごろにかけては、太陽がだるまのような形に見える「だるま朝日」「だるま夕日」の季節です(見られる日は気象条件によります)。元日は初日の出で周辺道路や駐車場の混雑が予想されると室戸市が案内しています。
おすすめ訪問時期
1月がおすすめです。室戸世界ジオパークセンターを訪れた人の数は、令和4〜6年の3年とも1月が12か月中11〜12位でした。だるま朝日・だるま夕日の季節で、見られる日は気象条件によります。元日は初日の出で周辺道路や駐車場の混雑が予想されるので、元日を外して訪れてください。
オフシーズンだから会える景色
室戸世界ジオパークセンターを訪れた人の数は、令和4〜6年の3年とも1月が12か月中11〜12位で、5月と8月は2位以内でした。冬は、室戸市観光協会が紹介するだるま朝日・だるま夕日の季節にあたります。見られる日は気象条件によるので、数日の余裕をもって訪れてください。
アクセス
土佐くろしお鉄道の奈半利駅から高知東部交通バスで約60分、「室戸世界ジオパークセンター」下車
高知自動車道・南国ICから約1時間40分、高知東部自動車道・芸西西ICから約1時間10分(室戸世界ジオパークセンターまで)
室戸世界ジオパークセンターに無料駐車場(普通車44台)
よくある質問
Q冬の室戸岬は人が多いですか?
高知県の観光施設の利用実績では、室戸世界ジオパークセンターを訪れた人の数は、令和4〜6年の3年とも1月が12か月中11〜12位でした。多いのは5月と8月です。ただし元日は、初日の出で周辺道路や駐車場の混雑が予想されると室戸市が案内しています。
Qだるま朝日・だるま夕日はいつ見られますか?
室戸市観光協会によると、秋分の日ごろから春分の日ごろにかけてです。海水温と大気の温度差による現象なので、見られる日は気象条件によります。
Q御厨人窟の中に入れますか?
室戸市観光協会の案内では、ヘルメットを着用して入洞します。悪天候の日は入れないことがあるので、出かける前に最新の案内を確かめてください。
Q室戸で食べたいものは?
室戸市のご当地丼「室戸キンメ丼」です。室戸沖の金目鯛の照焼きと地魚の刺身をご飯にのせ、金目鯛のダシを添えています。