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霧島温泉郷きりしまおんせんきょう

鹿児島県 · 霧島市

霧島温泉郷

きりしまおんせんきょう

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霧島温泉郷は、鹿児島県霧島市、霧島山の東南の山腹に広がる標高600〜800mの高原に点在する温泉の総称です。硫黄泉を中心に、硫黄谷・林田・丸尾などの湯がそろいます。訪れるなら、霧島神宮の正月期間(1月1〜8日)を過ぎた1月中旬から2月。冬の高原は霧氷が美しく、湯の滝・丸尾滝からは湯けむりが立ちのぼります。

霧島温泉郷は、霧島山の東南の山腹、標高600〜800mの高原地帯に点在する温泉の総称です。南に錦江湾を望み、眺めが開けています。湯は硫黄泉が中心で、林田・硫黄谷・丸尾などの温泉は施設が整い、大型ホテルから昔ながらの旅館、日帰りの湯まであります。

霧島温泉は1959年、霧島神宮温泉とともに国民保養温泉地に指定されました。温泉郷の一年は、4月上旬の高原の桜に始まり、初夏にはミヤマキリシマが咲き、夏は避暑や登山の人々が訪れ、秋は高原一帯が紅葉します。そして冬の高原は、霧氷が美しい季節です。

温泉郷の歴史は、江戸時代中期の1714年に見つかった硫黄谷温泉に始まるとされます。硫黄谷温泉は単純硫黄温泉で、いまは1軒の宿にだけ引かれており、14の泉源から1日1,400万リットルの湯が湧いています。幕末には、坂本龍馬とおりょうが新婚旅行でこの地を訪れたともいわれます。

丸尾温泉から霧島神宮へ向かう国道223号の道沿いにある丸尾滝は、上流の栄之尾温泉や硫黄谷温泉の温泉水を集めて落ちる、珍しい湯の滝です。高さ23m・幅16mで、秋は紅葉が映え、冬には湯けむりが立ちのぼります。夜はライトアップもあります。

温泉郷から山を下ると、天孫降臨の神話の主人公、ニニギノミコトを祀る霧島神宮があります。境内には老杉が茂ります。神宮は正月期間(1月1日〜8日)について、渋滞も予想されるとして早めの準備を呼びかけています。

霧島市の統計では、市全体の日帰り客は1月が突出して多く、令和4年から6年まで3年続けて年間で最多でした。一方、令和5年の宿泊客で見ると、1月は特に多い月ではありません。温泉郷に泊まる旅にとって、1月の山は月全体ではなく、正月前後の数日の山といえます。正月期間を外した1月中旬から2月は、冬の高原に霧氷が見られることもある季節です。

食の楽しみは、霧島温泉郷の霧島温泉市場で見つかります。温泉たまごや、よもぎとあんこの温泉まんじゅう、黒豚を使ったカレーやパスタなどがあり、飲むお酢やお茶も並びます。霧島市の特産品として知られる壷づくりの黒酢は、江戸時代から同じ製法で造られてきたものです。いずれも季節を問わず味わえます。

足をのばすなら、湧水町に野外美術館の霧島アートの森があります。ただし毎週月曜日(休日の場合は翌日)と、2月の第3月曜日から第4月曜日までは休園です。2月に訪れる場合は日程を確かめてください。

見どころ

  • 1丸尾滝——上流の温泉水を集めて落ちる高さ23mの湯の滝。冬は湯けむりが立ちのぼる
  • 2硫黄谷温泉——江戸時代中期の1714年に見つかり、霧島温泉郷の始まりとされる湯
  • 3霧島神宮——天孫降臨の神話の主人公、ニニギノミコトを祀る社
  • 4冬の高原——標高600〜800mの温泉郷の一帯は、冬に霧氷が美しい

おすすめ訪問時期

💡

1月中旬から2月がおすすめです。霧島神宮の正月期間(1月1〜8日)は渋滞も予想されるため、この期間を外すと落ち着いて巡れます。温泉郷は標高600〜800mの高原にあるので、防寒の用意をしてください。

オフシーズンだから会える景色

霧島市の統計で観光客が最も多いのは1月ですが、それは霧島神宮の初詣を含む日帰り客の山で、宿泊客で見ると1月は特に多い月ではありません。神宮が渋滞も予想されると案内する正月期間(1月1〜8日)を外した1月中旬から2月は、湯けむりの立つ丸尾滝や霧氷の高原を落ち着いて巡れる季節です。

アクセス

電車・バス

JR日豊本線霧島神宮駅から鹿児島交通の路線バスで約10〜30分(温泉により異なる)。鹿児島空港からも同社の路線バスで約30分

車

九州自動車道 溝辺鹿児島空港ICから国道223号経由で約30分

駐車場

霧島温泉郷各旅館・施設駐車場

よくある質問

Q車がなくても霧島温泉郷に行けますか?
A

JR日豊本線の霧島神宮駅から、鹿児島交通の路線バスで各温泉まで約10〜30分です。鹿児島空港からも同社の路線バスで約30分で行けます。バスの時刻は事前に確認してください。

Q霧島温泉郷の温泉はどんな泉質ですか?
A

硫黄泉が中心です。硫黄谷温泉は単純硫黄温泉で、新湯温泉は乳白色の湯です。宿によって引いている源泉が違うので、泉質は各宿で確かめてください。

Qお正月に行っても大丈夫ですか?
A

霧島神宮は正月期間(1月1〜8日)について、渋滞も予想されると案内しています。この期間に訪れるなら、時間に余裕を持ってください。落ち着いて過ごしたいなら、1月中旬以降がおすすめです。

Q温泉郷で味わえる名物はありますか?
A

霧島温泉市場では、温泉たまごや温泉まんじゅう、黒豚を使った料理が味わえます。霧島市の特産品には、江戸時代から同じ製法で造られてきた壷づくりの黒酢もあります。いずれも通年のものです。

Q2月に休みになる施設はありますか?
A

湧水町にある霧島アートの森は、2月の第3月曜日から第4月曜日まで臨時休園です。毎週月曜日(休日の場合は翌日)も休園なので、予定に入れるなら日程を確かめてください。